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2024/12/7 茅ヶ崎レコードカフェ Reco・retoライブイベント レポート公開

イベントレポートを公開しました。

YUKISEIMITSU AUDIO REPORT 第8回目は、以前にもお世話になった茅ヶ崎のレコードカフェ、Reco・retoさんで開催されたライブイベントに参加した模様をお送りします。

茅ヶ崎のレコードカフェ Reco・retoイベントレポート

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2024/12/7 茅ヶ崎レコードカフェ Reco・retoにてライブイベントに参加

YUKISEIMITSU AUDIO EVENT REPORT

年の瀬が近づき、師走らしい気候となってまいりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?由紀精密の佐竹です。

YUKISEIMITSU AUDIO REPORT 第8回目は、以前にもお世話になった茅ヶ崎のレコードカフェ、Reco・retoさんで開催されたライブイベントに参加した模様をお送りします。

第5回のイベントレポートの最後でも触れましたが、今回のライブイベントはBread & Butterの岩沢二弓さんのソロライブでした。岩沢さんの演奏の前後や休憩時間にAP-01でレコードをかけ、製品や会社の紹介なども少しお話しさせて頂きました。ありがたいことに今回も多くのお客様にAP-01の音を聴いて頂き、製品そのものにもご興味を持って頂け、嬉しい限りでした。AP-01の知名度がジワジワと茅ヶ崎で高まりつつあるかもしれません。

ただ、今回の主役は岩沢さんで、私たちの役目はあくまでも演奏以外の時間を繋ぐBGMです。

開演前、AP-01のセッティングが終わったころに岩沢さんがマネージャーの方といらっしゃいました。ギターを一本担いだお姿のかっこよさ、朗らかな笑顔にすぐに心を掴まれてしまいました。リハーサルも拝見したのですが、数曲のうちに段々とボルテージを上げて調整されていらっしゃったようで、プロのアーティストのリハーサルに立ち会える機会などなかなか無い私にはとても新鮮な体験でした。

いざ本番が始まって印象的だったのは、歌声やギター、楽曲の素晴らしさも去ることながら、曲と曲の間の少しの時間であってもお客さんをグッと引き付けて離さないお話の面白さです。恐らくほとんどアドリブだったのでではないかと推察しますが、ちょっとしたイレギュラーもすぐに笑いに変えてしまう巧みさもあり、店内全体が楽しい空気に包まれていました。ご本人のお人柄あってのことなのでしょうが、1969年がデビューとのことなので、55年もの長きに渡って磨き続けられた演奏とトークはまさに燻し銀。私はスタッフ側に立っているにも関わらず釘付けになってしまいました。

そんな演奏とトークのおかげで、岩沢さんの昔からのファンの方々だけでなく、初めてのお客様まで含めて終始和やかなムードに包まれ、演奏後もお酒を飲みながら岩沢さんと語り合う時間を過ごしていらっしゃいました。

 

その後、岩沢さんが帰り支度を始めたのですが、不思議なことに、ギターがケースに仕舞われた瞬間、歌と語らいで盛り上がっていた空気もギターと一緒に仕舞われたかのように店内が静まったように感じました。

来た時と同じようにギターを担いで外に出られる姿を見て、ギター1本あればいつでもどこでも音楽を奏でられる身軽さ、自由さを纏っているように感じられました。

こんな素敵なライブのBGMをAP-01に任せて頂けたことは非常に光栄で、「今日も一日お疲れ様」と心の中で声をかけながらAP-01を箱の中に仕舞いました。

以上、茅ヶ崎レコードカフェ Reco・retoさんでのライブイベント参加レポートでした。
改めまして、ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました!

残念ながら今回ご来場の叶わなかった方々、「また聴きたいな」と思っていただいた方々、なんと、2025年2月2日(日)にReco・retoさんでのイベント第三弾「茅ヶ崎DEMO SESSION」が開催されます。
かつて日本のジャズ専門レーベルであるthree blind miceを立ち上げた藤井武さんと弊社社長 永松のトークセッション、AP-01を通したthree blind miceの音を楽しんでいただける機会です。ご興味のある方、是非ご参加ください。(詳細はこちら

その他のイベントスケジュールも決まり次第、ホームページやSNSでお知らせして参ります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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2/2 茅ヶ崎レコードカフェReco reto イベントにて、AP-01 をご試聴いただけます / You can listen to the AP-01 at the event held at Chigasaki Record Cafe Reco reto on February 2.

At Chigasaki Record Café Reco Reto, Yuki Precision, a company dedicated to craftsmanship, and “three blind mice,” known for their commitment to sound production, will be delivering plenty of TBM’s audio sources using the RECORD PLAYER “AP-01.”

Schedule
February 2, 2025 (Sunday)

Place
Chigasaki Record Cafe Reco.reto

Outline of the event
OPEN 14:30 / START 15:00
4,000 yen per person (one order only)

Reservations required
For reservations, please contact us by e-mail
recoreto8686@gmail.com

茅ヶ崎レコードカフェReco retoにて、ものづくり一筋の由紀精密と音作りにこだわった「three blind mice」がRECORD PLAYER「AP-01」でTBMの音源をたっぷりとお届けします。

開催日程
2025年2月2日 (日)

場所
 茅ヶ崎レコードカフェReco.reto

開催概要
OPEN 14:30/START 15:00
おひとり様 4,000円 (ワンオーダー制)

完全予約制
予約はメールにてご連絡ください。
recoreto8686@gmail.com

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2024/11/23-24 ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024 イベント レポート公開

イベントレポートを公開しました。

YUKISEIMITSU AUDIO REPORT 第7回目は11/23(土)~11/24(日)に東京の浅草橋で開催されたPHILE WEB 25周年記念イベント、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」の模様をお送りします。

ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024 イベント

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2024/11/23-24 ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024 イベントレポート

YUKISEIMITSU AUDIO EVENT REPORT

街のあちこちからクリスマスソングが聞こえる季節になってきましたね。由紀精密の佐竹です。

YUKISEIMITSU AUDIO REPORT 第7回目は11/23(土)~11/24(日)に東京の浅草橋で開催されたPHILE WEB 25周年記念イベント、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」の模様をお送りします。

由紀精密が出展する都内のオーディオイベントとしては、OTOTEN以来です。関東近郊のお客様と触れ合う、貴重な機会となりました。

(現在秋葉原のダイナミックオーディオには展示していただいているので、ご来場できなかった方は是非そちらにお問い合わせください)

ちなみに、今回もOTOTEN同様に光城精工、サエクコマース、前園サウンドラボとの4社合同展示となり、4社の社長や社員同士の掛け合いも繰り広げられて和気あいあいとしたイベントでもありました。

1日半と比較的短い期間のイベントでしたが、多くのお客様にご来場いただけたことも印象的です。初日の11/23は12:00開場の予定でしたが、開場前からかなり多くのお客様が並ばれており驚きました。こういった風景を見るにつけ、イベントの熱気を形作るのはお客様によるところが大きいと感じます。熱意のあるお客様方のお陰で、今回のイベントも大変盛り上がりました。ありがとうございました。

2日目の11/24はデモ演奏の機会が各社2回ずつ(初日は1回のみ)ありましたが、初日の持ち時間(1時間)に比べて45分、30分と短いデモとなりました。が、短いが故にデモの内容、説明で時間を割くポイントが各社いつもとは異なり、違う角度から製品のご紹介が出来たこともなかなか無い機会かもしれません。

また、他の部屋の状況はあまりわかりませんが、私たちが出展した部屋ではアナログプレーヤーに興味をお持ちの方の割合が高かったように感じます。ありがたいことに、デモの時間が終わる度に多くの方がプレーヤーを囲んでくださいました。持参した製品カタログも初日の夕方前には全て無くなり、急遽翌日に追加したほどでした。

余談ですが、個人的に印象に残るのは初日の最後のデモ演奏です。OTOTEN同様、最後のデモ演奏の時間帯は4社合同での競演、テーマに沿ったレコードを各社が順番にかけるという内容です。今回のテーマが”ロック”だったこともあり、由紀精密は社長の永松ではなく、私がレコードを選んでかけることとなりました。

自分で選んだレコードを人前でかけるという初めての経験。やってみるとなかなか緊張するものですね。後になって「やっぱりあっちの曲にすれば良かったかな?」などなど色々と考えることもあり、良い学びとなりました。

[機材セッティング一覧]
Analog Player:AP-01(YUKI)
Analog Player:AP-01EM(YUKI)
Tone Arm:WE-709(SAEC)
Cartridge:XC-11(SAEC)
除振台:HIBIKI-65(GRESIM)
Phono EQ:E-2(SOULNOTE)
Pre AMP:TAD-C1000-S(TAD)
Stereo Power AMP:TAD-M1000(TAD)
SP:TAD-CE1TX-K(TAD)
CD Player:TAD-D1000TX(TAD)
AC Clean P.S.:Aray MKII SE (KOJO)

以上、音元出版主催、ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024のイベントレポートでした。改めまして、ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました!

残念ながら今回はご来場の叶わなかった方々、「また聴きたい」と感じていただいた方々、由紀精密はこれからも日本各地(たまに海外にも)で試聴の機会を作っていきます。またの機会にお会い出来ることを楽しみにしております。

これからのイベントスケジュールも決まり次第、ホームページやSNSでお知らせして参ります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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小原由夫のアナログ歳時記 11月17日(土)

オーディオ評論家 小原由夫 による
今日の一曲と日常の記録
レコードと共に時を刻む

11月17日(土)曇り

 今年の夏は酷暑で長かった所為で、秋が短く感じられる。童謡に「小さい秋見つけた」という一節があるが、小さいどころか、微小という感じさえする。報道によれば、紅葉もあまり期待できず、葉の色付きが悪いらしい。冬の気配がもうすぐそこまで来ているのかもしれない。
 
 秋といえば、「食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋」だ。食欲の秋は、気温が下がって基礎代謝が上がるため、寒い冬に備えてカロリーを蓄えるべく、旬を迎えた美味しいものを食べようということらしい。スポーツの秋は、1966年10月10日に「体育の日」が制定されたことに由来する。読書の秋は、過ごしやすくて静かな秋の夜長は、読書にピッタリだからとか。
 
 私なんぞは「秋→落葉→焼き芋」という三段論法が即座に思い浮かぶ。手押し車での「石焼き芋」の販売は近年ほとんど見掛けなくなった。軽トラでさえ稀。専らスーパーのワゴンで売っているのを見る程度。しかし、やっぱり焼き芋は、こんもり盛った落葉の中で焼いたのが美味しそう。
 
 ここで無理矢理、落葉イコール枯葉ときて、ジャズの大スタンダードナンバー、「Autumn Leaves」にこじつけることになるわけだが、これは元々シャンソンの名曲。1945年のバレエ「ランデ・ヴー」のために書かれたジョセフ・コスマの曲に、後にジャック・プレヴェールが詞をつけ、50年にジョニー・マーサーが英語詞を書いたとされている。
 
 ジャズを筆頭にたくさんの演奏が残されているが、私が即座に思い浮べるのは、女性ジャズ・ヴォーカリスト、サラ・ヴォーンが82年にリリースした「Crazy and Mixed Up」に収録されている「Autumn Leaves」だ。

 なんとここでのサラ、素敵な歌詞に反発でもしたのか、全編スキャットで歌っているんだなこれが!スキャットとは、即興的な歌唱法で、擬声語等を使って歌う独唱のこと。「シャバダバ」や「ドゥビドゥバ」といった音声をメロディーに合わせて歌うのだが、このアルバムでのサラの「Autumn Leaves」は、それが元々の歌詞であるかのようにサラリと、しかも抑揚や強弱を巧みに駆使して歌っている。その様が実にかっこいい。テンポはオリジナル曲よりずっと早く、ギター・カルテットの伴奏では、イントロと間奏部のジョー・パスによるソロが素晴らしい。一般的な「Autumn Leaves」しか聴いたことがない人にとって、このサラ版は、新鮮というか、かなり衝撃的だろう。
 反発といえば、AP-01のマグネットベアリング方式にこれまたこじつけるのだが、永久磁石の磁気反発作用により、軸受けの上部/下部の2箇所から回転部を水平に保持している。接触しているのは、シャフト最下端の1点のみ。環状に配された強力な磁石の力の賜物で、これがAP-01を唯一無二のアナログプレーヤー足らしめている。AP-01で聴くサラの「Autumn Leaves」は、スカッと爽快だ。
 なお、ご本人の名誉のために書き記しておくが、サラは何も歌詞に反発してスキャットで全編歌い切ったワケではないと思います、ハイ。
「My秋の味覚は、ゴボウの炊き込みご飯と、戻り鰹のタタキで一献!!」
執筆者 プロフィール

小原 由夫
オーディオ評論家。測定器メーカーのエンジニア、編集者という経歴をバックボーンに、オーディオおよびオーディオビジュアル分野に転身。ユーザー本位の姿勢でありながら、切れ味の鋭い評論で人気が高い。
自宅には30帖の視聴室に200インチのスクリーンを設置。サラウンド再生を実践する一方で、7000枚以上のレコードを所持。

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2024/11/15-17 第38回 AUDIO&VISUAL FAIR イベントレポート

YUKISEIMITSU AUDIO EVENT REPORT

音楽の秋ですね。例年より暖かかさの続いた日々から一気に冬の様相を呈してきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?由紀精密の佐竹です。

YUKISEIMITSU AUDIO REPORT 第6回目は、11/15(金)~11/17(日)にかけて福岡県の小倉で開催されたマックスオーディオ主催、第38回 AUDIO&VISUAL FAIRの模様をお送りします。そう言えば、この頃の小倉もとても暖かく、私はずっと半袖でした。

さて、九州と言えば、今年はAP-01にとってご縁の多い土地となりました。1月のマックスオーディオ小倉店での試聴イベントに始まり、6月は鹿児島で開催されたオーディオフェア、8月には博多のオーディオフェアにもお呼び頂き、今回で4回目の九州訪問となりました。

今回私たちはアキュフェーズ、ラックスマン、ティアック、協同電子エンジニアリング、ディーアンドエム、TADと多くの頼りになる諸先輩方と同じお部屋を使わせて頂き、おかげさまで無事にイベントを終えることが出来ました。

三日間とも天気はあまり良くなかったのですが、多くのお客様に足を運んでいただけました。開場前からお待ちになられているお客様、閉場ギリギリまで熱心に音に耳を傾けられているお客様もおられ、みなさまのオーディオ熱の高さが印象に残ります。

デモ演奏後にご質問くださる方も多く、特に「日本でこんなプレイヤーを作れる企業があったとは知りませんでした。」とお声がけいただいたことはとても嬉しい出来事でした。

また、デモ演奏で使用したAP-01の前身であるAP-0についてもご存じの方が複数いらっしゃることに驚きました。参入して間もないメーカーが四年半前に世に出した製品であっても覚えて頂いている方がいらっしゃることはとても有難いことです。

こうしたイベントに参加させていただく度に、各メーカーの技術者の姿勢と熱を感じます。新たな技術開発や改良、理論の実践に切磋琢磨し続ける余念の無い姿勢と、それを支える熱です。ただ音を聴くだけに留まらず、製品を通じてそうした技術者の思いに出会うことができ、製品を通じてお客様や業界関係者と交流を持つことができる。そのような意味でもこうしたイベントへの参加は私たちにとっても重要なことだと改めて感じる機会となりました。

[機材セッティング一覧]
Analog Player:AP-01(YUKI)
Cartridge:Hyper Eminent(My Sonic Lab)
除振台:HIBIKI-65(GRESIM)
Phono EQ:EA-1200(Phasemation)
Pre AMP:CM-1500(Phasemation)
Power AMP:SA-1500(Phasemation)
SP (11/15):801 D4 SIGNATURE(Bowers & Wilkins)
SP (11/16):TAD Reference One TX Limited Edition(TAD)
SP (11/17):SGM15(TANNOY)

[参考展示]
Analog Player:AP-01EM(YUKI)
Main Tone Arm:MH-12 KATANA(Glanzlab)
Cartridge:不使用
2nd Tone Arm: MH-1200S(Glanzlab)
Cartridge:不使用

以上、第38回 AUDIO&VISUAL FAIRのイベントレポートでした。
改めまして、ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました!

残念ながら今回はご来場の叶わなかった方々、「また聴きたい」と感じていただいた方々、由紀精密はこれからも日本各地(たまに海外にも)で試聴の機会を作っていきます。またの機会にお会い出来ることを楽しみにしております。

これからのイベントスケジュールも決まり次第、ホームページやSNSでお知らせして参ります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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