2024年11月

202024/11/15-17 第38回 AUDIO&VISUAL FAIR イベントレポート 公開

イベントレポートを公開しました。

YUKISEIMITSU AUDIO REPORT 第6回目は、11/15(金)~11/17(日)にかけて福岡県の小倉で開催されたマックスオーディオ主催、第38回 AUDIO&VISUAL FAIRの模様をお送りします。

マックスオーディオ主催 第38回 AUDIO&VISUAL FAIR イベントレポート

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2024/11/15-17 第38回 AUDIO&VISUAL FAIR イベントレポート

YUKISEIMITSU AUDIO EVENT REPORT

音楽の秋ですね。例年より暖かかさの続いた日々から一気に冬の様相を呈してきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?由紀精密の佐竹です。

YUKISEIMITSU AUDIO REPORT 第6回目は、11/15(金)~11/17(日)にかけて福岡県の小倉で開催されたマックスオーディオ主催、第38回 AUDIO&VISUAL FAIRの模様をお送りします。そう言えば、この頃の小倉もとても暖かく、私はずっと半袖でした。

さて、九州と言えば、今年はAP-01にとってご縁の多い土地となりました。1月のマックスオーディオ小倉店での試聴イベントに始まり、6月は鹿児島で開催されたオーディオフェア、8月には博多のオーディオフェアにもお呼び頂き、今回で4回目の九州訪問となりました。

今回私たちはアキュフェーズ、ラックスマン、ティアック、協同電子エンジニアリング、ディーアンドエム、TADと多くの頼りになる諸先輩方と同じお部屋を使わせて頂き、おかげさまで無事にイベントを終えることが出来ました。

三日間とも天気はあまり良くなかったのですが、多くのお客様に足を運んでいただけました。開場前からお待ちになられているお客様、閉場ギリギリまで熱心に音に耳を傾けられているお客様もおられ、みなさまのオーディオ熱の高さが印象に残ります。

デモ演奏後にご質問くださる方も多く、特に「日本でこんなプレイヤーを作れる企業があったとは知りませんでした。」とお声がけいただいたことはとても嬉しい出来事でした。

また、デモ演奏で使用したAP-01の前身であるAP-0についてもご存じの方が複数いらっしゃることに驚きました。参入して間もないメーカーが四年半前に世に出した製品であっても覚えて頂いている方がいらっしゃることはとても有難いことです。

こうしたイベントに参加させていただく度に、各メーカーの技術者の姿勢と熱を感じます。新たな技術開発や改良、理論の実践に切磋琢磨し続ける余念の無い姿勢と、それを支える熱です。ただ音を聴くだけに留まらず、製品を通じてそうした技術者の思いに出会うことができ、製品を通じてお客様や業界関係者と交流を持つことができる。そのような意味でもこうしたイベントへの参加は私たちにとっても重要なことだと改めて感じる機会となりました。

[機材セッティング一覧]
Analog Player:AP-01(YUKI)
Cartridge:Hyper Eminent(My Sonic Lab)
除振台:HIBIKI-65(GRESIM)
Phono EQ:EA-1200(Phasemation)
Pre AMP:CM-1500(Phasemation)
Power AMP:SA-1500(Phasemation)
SP (11/15):801 D4 SIGNATURE(Bowers & Wilkins)
SP (11/16):TAD Reference One TX Limited Edition(TAD)
SP (11/17):SGM15(TANNOY)

[参考展示]
Analog Player:AP-01EM(YUKI)
Main Tone Arm:MH-12 KATANA(Glanzlab)
Cartridge:不使用
2nd Tone Arm: MH-1200S(Glanzlab)
Cartridge:不使用

以上、第38回 AUDIO&VISUAL FAIRのイベントレポートでした。
改めまして、ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました!

残念ながら今回はご来場の叶わなかった方々、「また聴きたい」と感じていただいた方々、由紀精密はこれからも日本各地(たまに海外にも)で試聴の機会を作っていきます。またの機会にお会い出来ることを楽しみにしております。

これからのイベントスケジュールも決まり次第、ホームページやSNSでお知らせして参ります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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12/7茅ヶ崎レコードカフェReco reto 開催イベントにて、AP-01 をご試聴いただけます / You can listen to the AP-01 at the event held at Chigasaki Record Cafe Reco reto on December 7.

We are pleased to announce that we will have time for AP-01 audition at Chigasaki Record Cafe Reco reto in Chigasaki, Japan.

Schedule
December 7, 2024 (Saturday)

Place
Chigasaki Record Cafe Reco.reto

Outline of the event
BREAD & BUTTER Iwasawa Fuyumi Solo Live
OPEN 17:00 / START 17:30
3,000 yen per person (one order only)

Listening Time
17:00 – Just before the live performance
During intermission

Reservations required
For reservations, please contact us by e-mail
recoreto8686@gmail.com

茅ヶ崎レコードカフェReco retoにてBREAD & BUTTER
岩沢二弓ソロライブにて、AP-01 試聴にお時間をいただけることとなりました。

開催日程
2024年12月7日 (土)

場所
 茅ヶ崎レコードカフェReco.reto

開催概要
BREAD & BUTTER 岩沢二弓ソロライブ
OPEN 17:00/START 17:30
おひとり様 3,000円 (ワンオーダー制)

試聴タイム
17:00 ~ ライブ開始直前
休憩中

完全予約制
予約はメールにてご連絡ください。
recoreto8686@gmail.com

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11/23,24 ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024に出展します / We will exhibit at the High-End Audio & Accessories Show 2024 from November 23-24th.

We will be exhibiting at the High-End Audio & Accessories Show 2024, which will be held to celebrate the 25th anniversary of PHILEWEB.

Holding period:
November 23th OPEN 12:00 / CLOSE 19:00
November 24th OPEN 10:00 / CLOSE 18:00

Venue:
HULIC HALL & HULIC CONFERENCE in Asakusa

Room 4 Listening Schedule:
23th
13:00 – 14:00 YUKI
14:15 – 15:15 KOJO
15:30 – 16:30 SAEC
16:45 – 17:45 ZONO
18:00 – 19:00 Joint Listening Session

24th
10:15 – 11:00 SAEC
11:15 – 12:00 KOJO
12:15 – 13:00 YUKI
13:15 – 14:00 ZONO
14:15 – 14:45 SAEC
15:00 – 15:30 KOJO
15:45 – 16:15 YUKI
16:30 – 17:00 ZONO
17:15 – 18:00 Joint Listening Session

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ファイルウェブ25周年を記念して行われる「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」に出展します。

開催期間:
11月23日(土) OPEN 12:00 / CLOSE 19:00
  24日(日) OPEN 10:00 / CLOSE 18:00

場所:
浅草橋ヒューリックホール&カンファレンス

Room 4 試聴スケジュール:
23日(土)
13:00 – 14:00 由紀精密
14:15 – 15:15 光城精工
15:30 – 16:30 サエク・コマース
16:45 – 17:45 前園サウンド
18:00 – 19:00 4社合同

24日(日)
10:15 – 11:00 サエク・コマース
11:15 – 12:00 光城精工
12:15 – 13:00 由紀精密
13:15 – 14:00 前園サウンド
14:15 – 14:45 サエク・コマース
15:00 – 15:30 光城精工
15:45 – 16:15 由紀精密
16:30 – 17:00 前園サウンド
17:15 – 18:00 4社合同

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11/23,24 ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024に出展します / We will exhibit at the High-End Audio & Accessories Show 2024 from November 23-24th. Read More »

11/15-17 第38回オーディオ&ビジュアルフェアに出展します / We will exhibit at the 38th Audio & Visual Fair from November 15-17th.

 We will exhibit at the 38th Audio & Visual Fair from November 15-17th.

Holding period:
November 15-17th, 2024 10: 00-18:00

Venue:
Asia pacific Import Mart 3F

Room A Listening Schedule:
11/15 (Fri) 14:00-14:45
11/16 (Sat) 10:00-10:45
11/17 (Sun) 16:00-16:45

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11/15-17 第38回オーディオ&ビジュアルフェアに出展します。

開催期間:
2024年11月15日(金)-17日(日) 10:00-18:00

場所:
アジア太平洋インポートマート AIMビル 3階 特設会場

A Room 試聴スケジュール:
11月15日(金) 14:00-14:45
11月16日(土) 10:00-10:45
11月17日(日) 16:00-16:45

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小原由夫のアナログ歳時記 10月12日(土)

オーディオ評論家 小原由夫 による
今日の一曲と日常の記録
レコードと共に時を刻む

10月12日(土)晴れ時々曇り

 後味の悪い夢を見た。朝起きてトイレに行くと、便器がない。夜半に目覚めてトイレに行った時には確かにあった。家内に尋ねると、子供たちを連れて出ていくと言いながら、件の便器を粛々と段ボール箱に詰めている。どうやら私が夫婦関係を裏切ったとかで、かなりご立腹の様子。だからといって便器を持って出ていくのは、いかがなものか。斯くして私はもよおしたまま、朝の近所を徘徊することになった。
 
 ここでハッと目が覚めた。夢とわかってホッと安堵したことはいうまでもない。家内は洗濯物を干している。子供たちはとっくに成人して巣立っている。何より安心したのは、然るべき場所に便器がきちんと鎮座していたこと。徘徊は夢の中だけでたくさんだ。
 
 神に誓ってこれは言っておくが、今朝の夢と現実がシンクロしているようなことは決してない。つまり、家内を裏切ったことはないと、ここにしっかり書き残しておく。
 
 とはいえ、夢とは実に不思議なもので、現実にシンクロしている夢を見ることもあれば、非現実的で突飛な夢を見ることもある。
 
 シンクロといえば、私のようなエンジニア上がりの人間は、某計測機メーカーがオシロスコープを『シンクロスコープ』という固有名詞で呼ばせていたことをご存じだろう。他方、音楽ファン、特にロックファンには、ポリスの「シンクロニシティー」が広く知られるところか。
 
 英国出身のロックバンド、ポリスは、レゲエを基礎としながらそれをパンク的手法で料理し、洗練されたポップスへと昇華させた。そのひとつの集大成が、彼らの5枚目のアルバムにして最高傑作の呼び声が高い83年作の「シンクロニシティー」である。
 
 そのLPで私が最も好きなのがA面6曲目、最内周の「Synchronicty II」だ。ニューウェイブの香りもちりばめたバンド後期の代表曲で、スチューワート・コープランドが繰り出す高速かつ変速的なビートに乗って、アンディ・サマーズの特徴的なギターリフが炸裂する。スティングのヴォーカルが実にカッコよくて堪りません!
 ここでAP-01のピュアストレートアームに備わったヒステリシス・ブレーキが最大の効能を発揮する。これはアームの根元部分に仕込まれたマグネットのN極とS極それぞれが強磁性体との相互作用によってアームの振動を遮断するもの。音溝に沿って針先だけが忠実に振動してほしいアナログ再生において理想的な再生環境を実現した、AP-01のオリジナル機構である。これがあるから「Synchronicty II」の疾走感がバッチリ決まるんだよなぁ。
 
 そういえば、ソロになってスティングが出した最初のアルバムは、「ブルー・タートルの夢」というタイトルだったっけ。亀になった夢でも見たんだろうか…。
 
「最近観たゴキゲンな夢:五輪卓球元代表の石川佳純ちゃんとお付き合いしている夢!」
執筆者 プロフィール

小原 由夫
オーディオ評論家。測定器メーカーのエンジニア、編集者という経歴をバックボーンに、オーディオおよびオーディオビジュアル分野に転身。ユーザー本位の姿勢でありながら、切れ味の鋭い評論で人気が高い。
自宅には30帖の視聴室に200インチのスクリーンを設置。サラウンド再生を実践する一方で、7000枚以上のレコードを所持。

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