YUKISEIMITSU AUDIO

2025/3/29,30 CAVIN大阪屋にてサエクコマース(SAEC)と合同試聴会レポート

YUKISEIMITSU AUDIO EVENT REPORT

桜の咲く季節になったと思っていたら寒の戻りで震えています。毎年のことなのに、一度春の気分になっているからかこの寒さには毎年新鮮に驚きます。皆様は気温や気圧の変化で体調を崩されたりしていないでしょうか?こんにちは、由紀精密の佐竹です。

さて、YUKISEIMITSU AUDIO REPORT 第12回です。札幌はCAVIN大阪屋さんにて試聴会を行いました。サエクコマース(SAEC)さんとの共同開催です。

由紀精密にとってCAVIN大阪屋さんでの試聴会は約一年ぶり、二回目となります。折角の共同開催ということで、由紀精密のレコードプレーヤーはアームレスモデルのAP-01EM、そのメインアームにSAEC創設50周年記念モデルの新トーンアーム『WE-709』と新カートリッジである『XC-11』を搭載して行いました。

ちなみに、SAEC製のケーブル類は由紀精密でも所有しており普段からよく使わせてもらっていますが、今回のケーブル類ももちろんSAEC製、特に電源ケーブルは普段より更に上のグレードの物をお借りしました。

試聴会は二日間に渡って開催、初日は各製品のデモ演奏と説明を交えた試聴を二回、二日目はフリーとなりました。SAECのデモ演奏ではCD音源を使い、グランドスタビライザーがある状態と無い状態の音の違い、新旧電源タップの音の比較などを実演されていました。

私がこんなことを書くのも生意気かもしれませんが、担当の橋爪さんの流れるようなトークは技術的な内容をわかりやすく伝える言葉選びの巧みさも去ることながら、音楽そのものや録音に関する深い造詣も織り込まれており、このトークを楽しみにされている方も多いのではないでしょうか?(私がそうです)

話し手は由紀精密の永松にバトンタッチ。AP-01EMと『WE-709』『XC-11』の相性はとても良く、それぞれの製品の特性を感じられる音をお楽しみいただけたことと思います。また、AP-01EMとWE-709は共にメタリックな外観であるため、元からセットであったと錯覚してもおかしくないくらいに親和性が高いと感じました。

初日の試聴会は二回ともほぼ席が埋まるほどのお客様にお越しいただきました。試聴会後には多くのご質問をいただき、とても嬉しい一日となりました。

明けて翌日の3/30(日)は朝から強めの雪模様。風も強く、雪が真横から吹き付けるような天気が昼過ぎまで続きました。「流石にこの天気では、、、」と意気消沈しかける中、なんと初日にいらっしゃったお客様がご自身のレコードを携えて再度お越しになってくださいました。しかもレコードはどれもかなりのレア物。なかなか聴くことができないであろう音を聴かせて頂き、呼応するかのように橋爪さんもとっておきのレコードで応酬。一時はどうなることかと危ぶまれたイベント二日目でしたが、お客様のお陰で最終的にはとても盛り上がって終えることが出来ました。

[機材セッティング一覧]

Analog Player:AP-01EM(YUKI)
Tone Arm:WE-709(SAEC)
Cartridge:XC-11(SAEC)
除振台:HIBIKI-65(GRESIM)
Phono EQ:K-300P(KRELL)
Pre AMP:C-2900(Accuphase)
Power AMP:A-80(Accuphase)
CD Player:D1000TX-S(TAD)
SP:TAD-GE1-WN

以上、札幌のCAVIN大阪屋さんにて開催されたSAECさんとの共同試聴会のイベントレポートでした。

改めまして、ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました!

残念ながら今回はご来場の叶わなかった方々、「また聴きたい」と感じていただいた方々、由紀精密はこれからも日本各地(たまに海外にも)で試聴の機会を作っていきます。またの機会にお会い出来ることを楽しみにしております。

その他のイベントスケジュールも決まり次第、ホームページやSNSでお知らせして参ります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。