由紀精密にとってCAVIN大阪屋さんでの試聴会は約一年ぶり、二回目となります。折角の共同開催ということで、由紀精密のレコードプレーヤーはアームレスモデルのAP-01EM、そのメインアームにSAEC創設50周年記念モデルの新トーンアーム『WE-709』と新カートリッジである『XC-11』を搭載して行いました。
ちなみに、SAEC製のケーブル類は由紀精密でも所有しており普段からよく使わせてもらっていますが、今回のケーブル類ももちろんSAEC製、特に電源ケーブルは普段より更に上のグレードの物をお借りしました。
試聴会は二日間に渡って開催、初日は各製品のデモ演奏と説明を交えた試聴を二回、二日目はフリーとなりました。SAECのデモ演奏ではCD音源を使い、グランドスタビライザーがある状態と無い状態の音の違い、新旧電源タップの音の比較などを実演されていました。
私がこんなことを書くのも生意気かもしれませんが、担当の橋爪さんの流れるようなトークは技術的な内容をわかりやすく伝える言葉選びの巧みさも去ることながら、音楽そのものや録音に関する深い造詣も織り込まれており、このトークを楽しみにされている方も多いのではないでしょうか?(私がそうです)