YUKISEIMITSU AUDIO

2024/10/6 茅ヶ崎レコードカフェ Reco・retoにてライブイベントに参加

立て続けのイベントレポートで恐縮です。由紀精密の佐竹です。

YUKISEIMITSU AUDIO REPORT 第5回目は、AP-01にとって初めて尽くしとなったイベントのレポートです。今回は茅ヶ崎にあるレコードカフェ、Reco・retoさん開催の「ちがさきレコードカフェLIVE vol.1」に参加させてもらいました。

事の始まりは今年の春。analog誌主催のanalog Grand Prixにて、AP-01がGold Awardを受賞したことに遡ります。当時、大喜びの私たちは関係各所に受賞をお知らせするお手紙を送りました。その際、まだお目にかかったことは無いものの、是非一度お伺いしたいレコードショップやレコードカフェ、バーなどにもお手紙をお送りしました。そのうちの一軒が今回お世話になったReco・retoさんです。

Reco・retoさんは茅ヶ崎にあるレコードカフェで、オーナーの内田さんはレコード歴50年以上、集めたレコードは50,000枚を超えるという大変な収集家です。(お店に置いてあるのはそのほんの一部)

由紀精密も本社が同じく茅ヶ崎にあるため、実はAP-01は茅ヶ崎生まれ、茅ヶ崎育ちなのです。そんなご縁もあってお話が進み、ライブ参加のお誘いを頂きました。

Reco・retoさんは四年ほど前に「茅ヶ崎レコード館」という名前で茅ヶ崎駅の近くにお店を構え、今年になって移転と同時に店名を変えられました。今回のライブはそのオープン記念イベントです。主役はあくまでもアーティストのお二人。ヴァイオリニストの今卓也さん、ピアニストの村井文子さんです。デュオ演奏の幕間にBGMとして内田さんのレコードをAP-01で再生させてもらいました。

お二人の演奏では特にジャズアレンジされた映画音楽が多く、秋晴れの午後の光と相まって柔らかくあたたかみのある空気で店内が満たされました。その音は表の通りにも溢れていき、道行く人も足を止めて店内をのぞき込み、それ自体が映画のワンシーンのような光景でした。

ライブはお昼と午後の二回あり、どちらもほぼ満席。さすが沢山のレコードが並ぶお店だけあって、お客様も音楽やレコードをお好きな方が多いようでした。AP-01にも度々注目が集まり、お話をさせていただく機会に多く恵まれたのもありがたい時間でした。

冒頭で「AP-01にとって初めて尽くしとなったイベント」と書きました。「AP-01は茅ヶ崎生まれ、茅ヶ崎育ち」とも書きました。ですが、AP-01の前身となるAP-0も含め、実はこれまで一度も茅ヶ崎でお披露目をしたことが無かったのです。試聴会や展示会であちこち行脚していますが、由紀精密の地元・茅ヶ崎でその音を響かせたことはありませんでした。今回、やっと凱旋を果たすことが出来たのはReco・retoさんのおかげです。また、地元にゆかりのあるお客様も多く、AP-01の音を聴いていただくのは、まるで親戚に子供の顔を見せるかのようで少し誇らしい気持ちになりました。

また、アーティストの方とAP-01が交互に同じ場所で演奏をするのも初めてのことで、あくまでもBGMとしてお邪魔にならない程度に良い音を鳴らす、というオーディオ機器に与えられたもう一つの重要な役割を担わせてもらえたのも光栄なことでした。

以上、茅ヶ崎レコードカフェ Reco・retoさんでのライブイベント参加レポートでした。

改めまして、ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました!

残念ながら今回ご来場の叶わなかった方々、「また聴きたいな」と思っていただいた方々、
なんと、12/7(土)にReco・retoさんのイベント第二弾、Bread & Butterの岩沢二弓さんのソロライブの開催が決定しました。
もちろん、その際もライブ前後などにAP-01でレコードをかけさせていただきます。

ご興味のある方、是非ご参加ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。